インプラントの特異性と共通点
骨粗憲症とインプラントについては、一九九三年にスウェーデンのアンドレーゼという研究者が「インプラントジャーナル・オーラルマキシロフェィシャル」という歯科雑誌で「骨粗議症であることはインプラント治療の危険因子にはならない」と発表していますし、一九九五年から一九九六年にかけて、歯科雑誌「JOMI」に複数の歯科研究者が同様の結果回インプラント治療を受けたいのですが、すぐに治療してもらえるのでしょうか?四歯周病などを完全に治して感染源をなくすとともに、綿密な治療計画を立ててから治療に入ります。
CTや血液検査などの精密検査をして、万全の治療計画を練り、ようやくインプラント手術へと進むのです。
初診から手術までの期間は、口のなかの状態やインプラントの埋入本数にもよりますが、ニ〜三週間かかります。
九九五年から一九坐を報告しています。
しかし、インプラントの手術には、実際には危険も痛みもほとんどありません。
外科的治療、つまり身体にメスを入れるのですから、その意味での危険は伴いますが、この危険性は、万全の態勢で臨めば回避できます。
痛みについては、麻酔をかけて行いますので、感じることは基本的にありません。
入院が必要となるのは、全身麻酔で手術をする場合のみです。
とはいえ、全身麻酔でインプラントを行っている施設は大学病院などに限られていて、ほとんどの歯科医院では歯科麻酔で手術をしますから、その日のうちに帰れます。
手術そのものにかかる時間は三○分から二時間ほど。
手術前の準備や手術後に止血するために休んでいただく時間を含めても、朝からの手術の場合は遅くとも昼過ぎ、午後からの手術の場合には夕方には帰ることができます。
外科治療と聞くとなんだか恐ろしい気がします。
大丈夫なのでしょうか?適切な処置をすれば、恐ろしいことは一つもありません。
痛い、怖い、危険等々、手術につきまとうのは悪いイメージばかりです。
手術と聞くだけで恐怖心や嫌悪感を抱く方は少なくないでしょう。
インプラントの手術時間はどのくらいですか?インプラントの本数によりますが、手術そのものは短くて三○分、長くても二時間ほどで終わります。
それ以上時間がかかる場合には、二回に分けて手術を行います。
治療では、まず痛みを感じないように術前に痛み止めなどを服用し、五?一○分かけて麻酔液を入れます。
手術が終了したら、止血するまで三○分くらい休んでから帰っていただきます。
すべての時間を合計すると最長で二〜三時間ほどですから、お昼ごろに来院されれば夕方には帰宅できます。
手術のあとで痛くなったり、腫れたりしないのですか?人によって程度が異なりますが、痛み、腫れ、しびれがでることがあります。
しかし、一週間〜三週間を経過すれば、自然と治まります。
大変まれなケースですが、痛みが一週間以上続く場合は原因を考える必要があります。
残存する天然歯の痛みかもしれませんし、挿入部位の痛みであれば、感染による反応かもしれません。
また、神経に触れていなくても、神経に近づくことによりしびれが出てくることがありますが、いずれにしても対処法はありますので、一週間以上痛みが続くときはインプラント専門医や麻酔科の処置を受けてください。
手術のあとの食事について教えてください総インプラントの場合は、歯肉の傷を守る意味でも、手術後に入れ歯を調整して使えるようにしますが、柔らかいものを食べていただくことになります。
おかゆ、柔らかく煮こんだ肉や野菜、ゼリー状の補助栄養食などがよいでしょう。
天然歯が残っているなかに数本インプラントを入れた場合には、普通に食事をしていただいてかまいません。
ただし、硬いものは一週間ぐらい控えていただいた方が安心です。
インプラント義歯は壊れることはないのですか?壊れたらどうするのでしょうか?壊れたときにインプラント自体が折れてしまわないように、義歯とインプラントをつなぐネジが意図的に壊れやすくつくってあるものもあります。
また、ネジが折れないような構造にすることが大切と考える学派もあります。
いずれにしろ過大な力が加わればインプラントが折れることがまれにありますが、本数を多くして加わる力を分散させ、過大な負担がかからないように調整し、そのうえで、折れにくい構造にすれば、インプラントは壊れることはありません。
上部構造や人工歯が壊れた場合は、修正ができるので問題はありません。
おせんべいやアワビなど、何でも噛めますか?天然歯で噛めるものは、何でも噛めます。
せんべい、たくあん、フランスパン、肉類など、普通の入れ歯では噛めなかったものでも、インプラントなら大丈夫です。
インプラントでなんでも噛めるようになり、審美的にも美しくなると、人生も変わります。
回インプラントは歯周病になりますか?画プラークコントロールさえできていれば、天然歯が歯周病になるよりずっと低確率です。
天然歯と歯肉の間にプラークが入りこむのと同様、インプラントと歯肉の間にもプラークが入りこんで歯周病の原因になるわけですから、その違いは気になるところですが、インプラントでは、プラークが歯肉に入ってくると「バイオロジカルシール」というものが形成され、歯肉のなかでバリアとして機能します。
従って、インプラントが歯周病になりやすいことはありませんが、正しい歯磨きを実行して、プラークコントロールをする必要があります。
インプラントの費用は、どれくらいかかりますか?手術システムや歯科医院によっても異なりますが、私の医院では、骨移植を伴わないものは約ニ五〜三○万円。
その他、自家骨移植三〜八万円、大きな骨造成誘導一○〜三○万円、軟組織移植三〜八万円、上部構造(土台や人工歯)などに一三〜一五万円くらいの費用がかかります。
インプラント治療は、検査・診察、治療計画から始まって、外科手術、仮歯での噛み合わせの調整、最後に上部構造の製作、というプロセスを踏み、各ステップに多くの時間を割かなければなりません。
たとえば、検査に基づいた綿密な計画づくりでは、インプラントの本数や骨の状態にもよりますが、歯科技工士、歯科衛生士、歯科医師の三者がチームとなって治療計画や義歯の形態、メインテナンスのスケジュールを立てていきます。
そして、検査結果から的確な診断を下すためには、高い技術力が必要となるのです。
インプラントは何年くらいもつのですか?インプラントの寿命は、残っている天然歯の本数、歯にかかる負担の度合い、噛み合わせ、定期検診の回数などさまざまな要因によって異なってきます。
天然歯が何本か残っていてインプラントを入れた場合には、天然歯の寿命によって大きく左右されます。
天然歯が歯周病になるとインプラントに負担が集中して、ついにはインプラントもグラグラしてくることがあります。
もちろん、天然歯がダメになって抜けてしまった部分に、インプラントを追加するなどの適切な治療を行えば、先に入れたインプラントも機能を保つことができます。
術後にシビレが出たら、どうなるのですか?通常、神経を損傷した場合、マヒが出たりシビレが出たりしますが、もともと神経が通最新歯科治療・インプラントっていた場所にきちんと神経が再生すれば、マヒやシビレは収まってきます。
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